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矢印 手術後の看護

甲状腺手術には、腫瘤核出術・腺葉摘除術・甲状腺亜全摘術・甲状腺全摘術のいづれかが行われる。甲状腺の切除範囲が大きいほど手術後に機能低下を伴いやすい。


矢印 アセスメント

術後合併症や機能障害が発生することがあるため、注意深く観察し早期に異常を発見、対処する。

1、術後出血と浮腫・・・出血や血腫の形成によって内頚静脈が圧迫され、声帯に浮腫が現れるので、手術後6時間以内は特に注意すること。  2、反回神経損傷・・・誤嚥のある場合は経口摂取をするかどうか判断するが、多くは手術後7〜10日間で飲食の要領をえる。  3、上皮小体の機能低下・・・上皮小体は1本でも十分に血行を保っていればその機能は保全される。  4、甲状腺クリーゼ・・・バイタルサインや精神状態を綿密に観察する。
看護師臨床指導者の役割

 


矢印 看護目標と看護の実際

1、創部に過度の伸展・圧迫を加えないで安楽な姿勢が維持でき苦痛が緩和される。  2、後出血や声門浮腫による呼吸障害が現れない。  3、初回の水分・食事摂取際して誤嚥が生じない。  4、創部の癒合が良好で1週間以内に抜歯が完了する。  5、甲状腺・上皮小体の機能低下が現れない。

看護の実際  1、創部の安静と緊張の緩和  2、深呼吸の練習と気道の清浄化  3、会話  4、食事と活動  5、クリーゼに対する緊急処置  6、コミュニケーションの障害に対するケア  7、甲状腺機能低下に対する看護  8、上皮小体機能低下に対する看護  9、外観の変化に対する援助 



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